目次
まえがき
第一章 総論
一 欧米ブームの回顧
二 世界経済の現状と問題点
第二章 景気後退下の米国経済
一 投資景気の展開
二 景気後退の進行
三 政府の景気対策の概要とその特色
四 一九五七~五八年景気後退の問題点
第三章 停滞をつづける英国経済
一 ディス・インフレ政策の展開
二 ディス・インフレ下の英国経済
三 英国景気の現段階
第四章 転機に立つ西独経済
一 投資ブームは衰退-しかし最近やや回復の兆あり
二 財政規模の膨脹
三 個人消費は堅調
四 貿易と国際収支-金・外貨準備は再び増加傾向
第五章 外貨危機に悩むフランス経済
一 生産
二 外国貿易
三 財政
四 物価の動向
第六章 一九五七~五八年のソ連経済と新長期計画
一 一九五七年実績と一九五八年計画
二 二つの機構改革
三 新長期計画への展望
付表 ソ連の主要物資生産高
第七章 東欧経済の動向
一 生産状況
二 財源の配分・投資の間煩
三 消費市場への圧迫
四 長期計画
五 ソ連圏諸国の圏内および圏外貿易
六 一九五七年度の貿易
第八章 第二次五カ年計画の発足と中国経済発展の見通し
一 新しい工業化路線の提起と「一五年でイギリスに追いつけ」の呼びかけ
二 農業増産措置と水利・灌漑建設運動の展開
三 工業生産目標のひき上げと「積極的バランス論」の提起
四 「一五年で追いつけ」のスローガンと今後の見通し
第九章 東南アジア経済の危機的様相
一 戦後の経済成長率
二 戦後の食糧生産と一九五八年の需給見通し
三 工業化の現段階と生産の発展
四 貿易構造の変化
五 主要輪出商品の価格変動
六 外貨の減少とその対策
七 物価と為替相場の動向
第十章 インド経済の実態分析
一 戦後の経済成長率
二 農・工業の生産
三 輸出の停滞と輸入の増大
四 外貨危機とその対策
五 国際収支の均衡化政策
第十一章 最近のラテン・アメリカ経済
一 生産と経済発展
二 貿易の構造
三 貿易収支
四 物価
五 外国資本
六 対米経済関係
七 ブラジルおよびアルゼンチン
第十二章 戦後ブームは終つたか
一 欧州の需要の見通し
二 米国の戦後繁栄要因とその見通し