世界経済の潮流

2008年 I

変化するグローバルな資金の流れ
減速しつつも回復を続ける世界経済

平成20年6月

内 閣 府

政策統括官室(経済財政分析担当)


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目   次

まえがき

凡例

第1章  変化するグローバルな資金の流れ

   第1節 グローバルな資金の流れとその特徴

    1.金融資本市場における資金フローの拡大

    2.主要国・地域の資金フローの特徴

   第2節 グローバルな資金フローの背景

    1.主要国・地域の貯蓄・投資バランス

    2. 良好な投資環境と金融技術の発展

   第3節 SWFの台頭とその影響

    1.SWFの台頭

    2. SWFの資産運用とその影響

    3.SWFを巡る議論

   第4節 サブプライム住宅ローン問題発生後の資金フローの変化

     1.資産価格の調整とサブプライム住宅ローン問題の発生

    2.アメリカへの資金流入の変化

    3.商品市場への資金流入とインフレリスク

コラム:プライベート・エクイティ・ファンド

コラム:中国投資有限責任公司(中国版SWF)の設立

コラム:金融資本市場の混乱とLIBOR

付図1-1 アメリカ:投資収支と対外資産・負債の動向(投資形態別)

付図1-2 英国:投資収支と対外資産・負債の動向(投資形態別)

付図1-3 ユーロ圏:投資収支と対外資産・負債の動向(投資形態別)

付図1-4 日本:投資収支と対外資産・負債の動向(投資形態別)

付図1-5 中国:投資収支と対外資産・負債の動向(投資形態別)

付図1-6 NIEs:投資収支と対外資産・負債の動向(投資形態別)

付図1-7 ASEAN4:投資収支と対外資産・負債の動向(投資形態別)

付図1-8 インド:投資収支と対外資産・負債の動向(投資形態別)

付図1-9 ロシア:投資収支と対外資産・負債の動向(投資形態別)

付図1-10 ブラジル:投資収支と対外資産・負債の動向(投資形態別)

付図1-11 中東:投資収支と対外資産・負債の動向(投資形態別)

 参考文献

 第2章 減速しつつも回復を続ける世界経済

  第1節 景気が弱含み後退局面入りも懸念されるアメリカ

    1. サブプライム住宅ローン問題を背景に景気は弱含み

   2.景気後退局面入りの懸念

   3.景気後退リスクへの政府、議会及び金融当局の対応

   4.インフレーション懸念の台頭

   5. 今後の見通し

  第2節 回復が緩やかとなるヨーロッパ

   1.ユーロ圏及び英国の景気回復を支えた要因

   2. ヨーロッパの景気回復は減速へ

  第3節 世界経済の減速の影響を受けつつも景気拡大が続くアジア

  1.高成長の中で経済の過熱防止とインフレ抑制に取り組む中国

  2.内需の成長が景気の下支えとして期待されるアジア

 第4節 世界経済の連関

  1.東アジアにおける国際分業の進展と域内外貿易の動向

  2.2000年代に入って連関の強まっている主要地域の景気変動

 第5節 世界経済の見通しと先行きリスク要因

  1.2008年の経済見通し

  2.世界経済の先行きリスク要因

コラム:アメリカにおける景気後退の判断

コラム:個人への戻し減税の効果

コラム:中国:四川大地震

付表2-1 アジア地域から域外及び域内主要国・地域に対する輸出結合度

付表2-2 中国(香港を含む)の消費財の輸出結合度

付表2-3 中国(香港を含む)の中間財・資本財の輸入結合度

付表2-4 過去10年の実質GDP成長率と消費者物価上昇率

参考文献

  (資料1) 各国・地域の経済見通し

  1.アメリカ

  2.カナダ

  3.中国

  4.韓国

  5.台湾

  6.香港

  7.シンガポール

  8.インドネシア

  9.タイ

  10.マレーシア

  11.インド

  12.オーストラリア

  13.ユーロ圏

  14.ドイツ

  15.フランス

  16.イタリア

  17.英国

  18.ロシア連邦

  19.メキシコ

  20.ブラジル

  21.株価・金利・為替

  22.国際商品

 

  (資料2) 国・地域別経済統計(PDF形式:513KB)

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