目次

昭和50年度年次世界経済報告の刊行に当たって

要旨

　はじめに

第1章 世界不況の進行と不況からの脱出

　第1節 1974～75年世界不況の特徴と原因

　　(1) 不況の進行過程

　　(2) 今回不況の特徴

　　(3) 今回不況の原因

　　(4) 不況がもたらした障害

　　(5) 先進国の不況と発展途上国経済

　　(6) 世界不況と共産圏経済

　第2節 世界不況からの脱出

　　(1) 景気浮揚策への転換

　　(2) 景気底入れと回復の実態

第2章 トリレンマの変貌

　第1節 二桁インフレの収束と残された問題

　　(1) 二桁インフレの収束過程

　　(2) インフレ収束の原因

　　(3) 各国のインフレ対策と残された問題

　第2節 国際収支調整過程とその評価

　　(1) 新たな国際収支パターンとその変貌

　　(2) 比較的順調だった赤字ファイナンス

　　(3) 国際通貨情勢と通貨改革の動き

　第3節 石油需給の緩和と一次産品価格の低落

　　(1) 石油需給の緩和とその原因

　　(2) 石油価格の動向

　　(3) 一次産品需給と国際商品相場の動向

第3章 世界経済の中期的成長を取りまく諸問題

　第1節 先進国経済の成長条件の変化

　　(1) 成長要因の変化

　　(2) 需給ギャップと潜在成長経路への復帰過程での諸問題

　第2節 発展途上国経済の成長条件の変化

　　(1) 分極化の進展

　　(2) 貿易構造の変化

　　(3) 石油危機の影響

　　(4) 経済協力の動向

　　(5) 発展の方向

　第3節 共産圏経済の成長変化と新計画

　　I 中国

　　　(1) 経済成長の現段階

　　　(2) 成長条件の変化

　　　(3) 展望

　　II ソ連,東欧

　　　(1) 経済成長の現段階

　　　(2) 成長条件の変化

　　　(3) 西側との関係

　第4節 世界の均衡成長と国際経済政策

むすび-回復をめざす世界経済とわが国の立場

　(1) 景気回復の曙光

　(2) 安定的成長への条件

　(3) わが国の進路

参考資料