4 四半期データについては2005年7-9月期と2012年10-12月期、月次データについては2005年7月と2012年11月を基準時点として各指標の推移を比較した。ドル円レートは2005年1月から2005年12月にかけて約15円(13%)、2012年11月から2013年5月にかけて約20円(20%)円安方向に推移した。景気は、2004年後半から2005年前半にかけて世界的なIT関連財の需給軟化を背景に踊り場を経験したものの、その後、踊り場を脱し回復を続けた(内閣府(2008))。また、月例経済報告では2006年7月と2013年12月に我が国経済はデフレ状況ではないと判断した(コラム2-1参照)。基準時点はその約1年前に当たる。