平均所得に対する各人の所得の比の対数値を計算し、その社会全体における平均を求めたもの。この平均対数偏差の値は所得が完全に平等に分布していればゼロになり、不平等度が大きいほど大きくなる。低所得層における所得分布の変化に比較的敏感である。
数式であらわすと以下のとおり。
(備考)「人口減少時代の社会保障改革」(小塩隆士、2005)を参考。