第1章 急速な景気後退に陥った日本経済

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今回の景気後退は、当初は、交易条件の悪化に伴う所得の海外流出を背景に進み、設備・雇用の過剰感が少ない比較的緩やかなものであった。しかし2008年秋以降、輸出の急激な落ち込みに伴って過去に例のない急速な景気の悪化へと転じた。
本章では、今回の景気後退の姿を点検し、「過去の後退局面と比べた特徴は何か」「先進国の中で日本経済の落ち込みが特に大きかったのはなぜか」「景気回復へ向けた展望はどうか」といった論点について考える。

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