８ インドネシア Republic of Indonesia
<2005年>
＜2006〜07年の経済＞
2006年前半の経済成長率は、輸出が二桁の伸びで推移したことや、政府支出が大幅増となったことから前年比５％前後で推移した。消費者物価上昇率は原油価格の高騰を背景とした燃料価格の引上げにより、05年10〜12月期には前年比17.8％へ急上昇したが、徐々に伸びは鈍化しており、06年９月には同14.5％に低下している。また、金利が低下する中、06年後半は個人消費等の内需の回復が見込まれ、06年通年の成長率は５％台になるものと見込まれる（政府見通し5.9％（06年７月時点）、民間機関９社の平均5.2％（06年10月時点））。
07年は、輸出の伸びが緩やかになるものの、個人消費等の内需の回復から６％前後の成長になると見込まれる（政府見通し6.3％（06年８月時点）、民間機関９社の平均5.5％（06年10月時点））。