第2章 第3節 3.産業構成と生産性

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都道府県ごとの労働生産性の差は、まず、産業構成の差に起因すると考えられる。各都道府県において、産業別の就業者比率を求め、生産性と比較してみると、製造業や情報通信業、運輸業、不動産業、サービス業に従事する人の割合が高いほど、労働生産性が高いという傾向がみられる。一方で、農林漁業、建設業、医療・福祉業、公務に従事する人の割合が高いほど、労働生産性が低いという傾向がみられる(第2-3-2図)。

第2-3-2図 産業構造と労働生産性の分析

第2-3-2図

第2-3-2図

第2-3-2図

(備考) 1. 内閣府「県民経済計算」(04年度)、総務省「就業構造基本調査」(02年)により作成。
2. 労働生産性=県内総生産/県内就業者数
3. 点は都道府県。

ここから示唆されることは、各地域の労働生産性を高めるための課題は、労働生産性の低い産業から高い産業へ、人を如何にして移動させるかということと、労働生産性の低い産業の労働生産性をいかに高めるのか、ということである。

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