注) 1-6
6 神戸市は98年に市長が医療産業都市構想の検討を公表した。その中核を担う施設として、先端医療センター、メディカルビジネスサポートセンター、トレーニングセンターの3施設を整備し、その周辺地区での産業集積を図っている。また、先端医療産業特区は、[1]国立大学教員等の勤務時間内兼業の容認、[2]外国人研究者受入促進、[3]外国人の入国在留申請の優先処理、[4]国の試験研究施設の使用手続の迅速化、使用の容易化、[5]国有施設等の廉価使用の拡大、の5つの特例措置から成り立っており、医療産業都市構想を後押しするものである。これを活用し、スイスのバイオ研究用機器の大手メーカーとロシアの機器販売・人材派遣会社などが神戸市に進出を表明している。