42 内閣府(2013)では、国際比較の観点から、2009年以降、輸入物価が上昇する中で、我が国の交易条件が悪化したのに対して、ドイツやアメリカの交易条件は横ばい圏内で推移したことを指摘している。また、内閣府(2012)では、我が国の交易条件が悪化しやすい背景として、電子部品などの価格下落の大きい品目の輸出に占める割合の高さを指摘している。