67 厚生労働省「平成18年パートタイム労働者総合実態調査」によれば、パート等労働者を雇用する主な理由(事業所割合、複数回答)として、サービス業では「人件費が割安なため」(65.7%)、「簡単な仕事内容のため」(36.5%)、「一時的な繁忙に対処するため」(29.0%)、「1日の忙しい時間帯に対処するため」(27.7%)などが挙げられている。後段2つの理由を回答した事業所の割合は製造業では高くない(各19.8%、14.9%)ことから、サービス業においては、特に繁閑の差に応じて雇用調整を行いやすいことなどが評価され、パート労働者の活用につながっているものとみられる。