23 2011年8月から、急激な円高の進行に対応し、民間円資金の外貨への転換の促進による、為替相場の安定化のため、政府によるM&A資金の融資も行われている。当該制度は、外国為替資金特別会計(外為特会)のドル資金を活用し、国際協力銀行(JBIC)を通じて企業に低利融資をし、民間のM&Aや資源確保を後押ししているもの。融資枠は最大1,000億ドルで2011年8月に1年間の時限措置として導入され、2012年8月に、2012年3月末まで延長されている。