第3節 経済・金融動向と期待物価(2)

2 なお、平均値を用いると、中央値に比べて家計の期待物価上昇率は0.5~1%弱程度高めに算出される傾向がある。ここでは、上方バイアスを調整した日本の系列と比較するため、アメリカの系列は中央値を用いた。しかし、後述の標準偏差等の統計特性については平均値と中央値で大きな違いはない。