第3節 生産性向上と需要創出の好循環(8)
8 内閣府(2005)によると、日本の研究開発投資の対GDP比は主要先進国の中で最も高いものの、その規模に見合う生産性の向上が必ずしも実現されておらず、研究開発効率の悪化が可能性として示唆されている。研究開発投資の多寡だけでなく、研究人材や技術経営の整備といった要素がイノベーションの達成を通じて企業の生産性を高めることから、こうした面でも外資系企業は国内企業より収益率を高めている可能性がある。
8 内閣府(2005)によると、日本の研究開発投資の対GDP比は主要先進国の中で最も高いものの、その規模に見合う生産性の向上が必ずしも実現されておらず、研究開発効率の悪化が可能性として示唆されている。研究開発投資の多寡だけでなく、研究人材や技術経営の整備といった要素がイノベーションの達成を通じて企業の生産性を高めることから、こうした面でも外資系企業は国内企業より収益率を高めている可能性がある。