第2節 今次後退局面の特徴(5)

(5) なお、景気後退の傍証としてしばしば言及される2四半期連続GDPの前期比伸び率がマイナスとなったのは、我が国では、[1]93年第2、3四半期、[2]97年第2、3四半期、[3]98年第1、2四半期、[4]2001年第2、3、4四半期、[5]2008年第2、3四半期である。当然のことながら、景気基準日付上の後退局面期間に完全に一致するわけではない。