(3) 付注2-1は、名目輸出額ベースの割合であり、米国向け輸出の低下は、ドル安ユーロ高という為替要因が反映されていることも考えられる。そのため、ユーロスタット(EU統計)により、ユーロ圏27ヶ国の対圏外の輸出割合を数量ベースでみると、2000年以降ほぼ米国向けの輸出の全輸出に占める比率は20%で横ばいで推移していたが、2005年、2006年で18.9%、16.7%と低下傾向となっている。