第1節 消費者物価指数(CPI)の基準改定の影響と評価(28)

(28) 国民経済計算をベースにしたもののメリットは、経済全体を対象としておりカバレッジが広いこと、及び国際的に統一されたSNAのフレームワークの中で集計されているため、国際比較がしやすいことなどが挙げられる。一方、毎月勤労統計及び全産業活動指数をベースとしたもののメリットは、月次で計測可能であるという速報性や、業種別に計測できる点、及び、様々な形に要因分解できる点などが挙げられる。