第2節 資金の流れからみた企業行動の変化とその背景(28)
(28) 資本の時価・簿価比率が低い企業は収益性の高い投資機会を実現できていないと考えられるが、その一因として、負債比率の高さが投資機会実現を阻害していると考えると、資本の時価・簿価比率の係数はマイナスとなる。他方、資本の時価・簿価比率の高い企業は倒産確率が低いため、係数はプラスとなる可能性もある。
(28) 資本の時価・簿価比率が低い企業は収益性の高い投資機会を実現できていないと考えられるが、その一因として、負債比率の高さが投資機会実現を阻害していると考えると、資本の時価・簿価比率の係数はマイナスとなる。他方、資本の時価・簿価比率の高い企業は倒産確率が低いため、係数はプラスとなる可能性もある。