第1節 金融市場の動向と日本経済(17)

(17) 先行研究(Ball and Mankiw (1995)、渡辺・細野・横田(2003))を参考に消費者物価(総合)について供給ショックの大きさを表す「歪み」指標を試算したところ、最近の歪みの水準は先行研究で推計されたオイルショック期の水準(+3%程度)と比べてもかなり小さいものとなっている(付図1-13参照)。