第1節 雇用形態の多様化と家計部門への影響(1)

(1) 直近の調査時点である2003年は、失業率が一時期過去最高の5.5%(4月)に達するなど雇用環境の悪化が顕著にみられた年であった(年平均で5.3%)。一方、他の調査時点である1994年の失業率は2.9%、99年は4.7%であった。