第1節 経済構造の変化とマクロの生産性の関係(2)
(2) 産出側を付加価値とし、投入側が資本と労働のみのコブ・ダグラス型の生産関数を前提にすると、労働生産性の上昇率は以下の式に分解できる。(労働生産性上昇率)=(資本分配率×資本装備上昇率)+(TFP上昇率)。ここでは資本と労働の質は考慮しておらず、これらはソロー残差であるTFPの変化に含まれる。
(2) 産出側を付加価値とし、投入側が資本と労働のみのコブ・ダグラス型の生産関数を前提にすると、労働生産性の上昇率は以下の式に分解できる。(労働生産性上昇率)=(資本分配率×資本装備上昇率)+(TFP上昇率)。ここでは資本と労働の質は考慮しておらず、これらはソロー残差であるTFPの変化に含まれる。