第2節 官から民への様々な手法(32)
(32) 2003年3月から発行が始まった個人向け国債(個人向け利付国庫債券)は、最低1万円から購入が可能で、半年ごとに適用利率が変わる変動金利制を採用し、実勢金利が下がった場合でも0.05%の最低金利保証が設定されている。満期は10年だが、発行から1年経過すれば中途換金が可能となる(その場合の換金額は、直前2回分の利子相当額が差し引かれる)など、従来の国債と比べて、個人がより購入しやすいように工夫されている。
(32) 2003年3月から発行が始まった個人向け国債(個人向け利付国庫債券)は、最低1万円から購入が可能で、半年ごとに適用利率が変わる変動金利制を採用し、実勢金利が下がった場合でも0.05%の最低金利保証が設定されている。満期は10年だが、発行から1年経過すれば中途換金が可能となる(その場合の換金額は、直前2回分の利子相当額が差し引かれる)など、従来の国債と比べて、個人がより購入しやすいように工夫されている。