第3節 集中調整期間から重点強化期間へ(21)
(21) 1998年3月に金融危機管理審査委員会が大手行など21行に初の公的資本注入(1兆8,156億円)を実施。1998年10月に金融機能再生法、預金保険法改正、金融機能早期健全化法などが施行され、同年10月には日本長期信用銀行、12月には日本債券信用銀行の特別公的管理の開始の決定が行われた。また、同月に金融再生委員会が発足。1999年3月に大手15行への公的資本注入(7兆4,593億円)、同年9月から2002年3月に地銀等17行への公的資本注入(1兆1,461億円)が行われた。