第2節 金融の再構築(27)

(27) 具体的には、不良債権処理の集中調整期間である2004年度までは金融円滑化のために政策金融を活用し、その後、2005~2007年度までに民間金融機関の機能回復・強化の状況をみつつ、あるべき姿に移行するための準備を行い、2008年度以降、速やかに新体制に移行することとし、政策金融の対象分野については、遅くとも2007年度末までに、国として政策金融の手法を用いて真に行うべきものを厳選することとされた。