第1節 景気底入れの背景(10)

注) (10)なお、消費者物価には国内卸売物価には含まれないサービスの比率が大きく、一般的に賃金や利潤の動向により大きな影響を受ける。ただし、2002年入り後はサービスは横這いないし若干の上昇となっており、品目構成の違いが横這いで推移している国内卸売物価と弱含みで推移している消費者物価の相違をもたらしているわけでない。ちなみに、消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)におけるサービスの割合は52%(一般サービス38%、公共サービス14%)となっている。