第3節 短命の回復から再び景気後退へ(27)

注) 27. 将来的な不確実性が高まれば、そのリスク・プレミアム分だけ、余分に長期金利が上昇する。もっとも、物価安定数値目標は、ゼロないし低い物価上昇率で物価を安定させる政策であるため、現在のように、デフレが続き、先行きの物価予想が難しい状況より、リスク・プレミアムがむしろ低下する可能性がある。