注2,3
注) 2.いわゆるIT投資の名目設備投資に占めるシェアは、95年以降上昇を続けており、99年で18.5%に達している。IT投資の設備投資に占めるシェアに関しては、①ITの範囲の問題と、②名目と実質のどちらでみるか、について様々な考え方がある。ITの範囲については、米国のようにカメラや電子計測器等を含めるなど、もう少し広く定義する考え方がある(付表2-1-1(1)参照)。また、ソフトウェアを含める考え方もあるが、我が国のGDP統計では、現在のところ設備投資にはソフトウェアを含めていないため、ここでは除外した。また、名目か実質かについては、実質では基準年を変更することでシェアが大きく変わり得ることから、ここでは名目で計算している。
注) 3.情報化投資額(名目)を製造業・非製造業別にわけると、90年では製造業22%、非製造業78%だったが、95年では製造業14%、非製造業86%となっている(付図2-1-1(2)。IT関連機種の機械受注額をみると、90年代を通じて、製造業に対して非製造業のウェイトがやや高まっており(付図2-1-1(3))、非製造業の情報化投資が進んでいる。