<2005〜06年の経済>
2005年の経済成長率は7−9月期に鈍化したものの、10−12月期には再度拡大し年間では6.3%の成長となった。これは、銅等の一次産品の価格高騰から輸出が堅調であったこと及び、それに伴う所得環境の改善により消費が拡大したことがある。
06年も引き続き堅調な成長が続くとみられ、インフレ圧力の高まりに伴う金融引締めが05年に引き続き実施されるとみられること等から若干鈍化するものの、5%半ばの経済成長率が見込まれている(中央銀行見通し5.5%、IMF見通し5.5%、民間機関5社平均5.7%)。