<2005〜06年の経済>
2005年の経済成長率は、堅調な内需及び、一次産品の輸出に支えられ9.2%と04年に引き続き堅調に拡大した。また、05年の財政収支は当初見込まれていたよりも歳出が増えたものの、好況を背景とした歳入増加により全体として財政赤字は縮小した。
06 年以降は、インフレ圧力の増大から金融政策は引締めの方向に向かうと考えられることから、内需の伸びが安定化すると予想され、成長率は緩やかに低下するものと見込まれている。(政府見通し4.0%、IMF見通し7.3%、民間機関26社の平均6.6%、06年4月時点)。