<2004〜2005年の経済>
2004年の経済成長率は、前年比6.1%の高成長となった。これは、アジアを中心とする旺盛な銅需要に支えられ輸出が増加したことや、設備投資を中心とした内需によるものである。
2005年は、引き続き銅を中心とした輸出の伸びと、設備投資を中心に内需が堅調に推移することなどにより、6%程度の経済成長が見込まれている(中央銀行見通し5.8%、ECLAC見通し6.0%、IMF見通し6.1%、民間機関5社平均見通し5.5%(2005年5月時点))。リスク要因としては、原油価格の高騰によるインフレ圧力の上昇や輸出の約5割を占める銅の価格動向等が挙げられる。