第1章 地域経済の動向

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我が国経済は、2025年における米国の関税引上げという逆風に見舞われながらも、内需を中心とした緩やかな回復が続いている。ひと頃に比べれば米国の通商政策による不透明感は緩和されたものの、なお下押しリスクの一つである点は変わらない。加えて、食料品を中心に身近な物の価格上昇が続いており、物価上昇も経済の先行きを考える上で注意を要する点である。

こうした状況の下、地域経済に目を向ければ、米国の関税引上げをはじめとする環境変化や事象の発生は各地域の消費、生産や設備投資に対して異なる影響を及ぼしている。そこで、本章では過去1年程度の地域経済を振り返り、地域経済の現状を整理するとともに、地域ごとの景況感の違いにある背景や要因を分析していく。

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