企業部門については、日本経済全体でみると、生産が横ばいに転じつつも、交易条件の改善等もあり、過去最高の水準といわれる経常利益を生み出してきた。ポイントは、それが地方でも確認できるかどうか、また、設備投資に向かうことにより、地域内で循環するかどうかという点である。