第1章 第3節 3 家計の動向のまとめ

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各地域の消費の動向をみると、大型小売店販売額では、2010年に入って全ての地域で減少幅が縮小傾向を示し、総じて持ち直してきた。特に猛暑効果により飲料等の売上の増加がみられた。また、エコカー補助金制度や家電エコポイント制度といった政策の影響も大きく、乗用車販売において、全ての地域においてエコカー補助金の終了前後で駆け込み需要とその反動がみられ、家電でもエコポイント制度の変更に伴う駆け込み需要が盛り上がっている。他方、太陽光発電など住宅分野の環境関連支出は、制度的支援とも相まって、今後の伸びが期待される。

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