第2節 金融危機の国際的波及:歴史的経験とメカニズム(18)

(18)なお、日本では、物価は31年を底に、32年以降上昇に転じているが、こうした背景として、金本位制離脱とともに、財政拡大方針という政策変更が、デフレ期待の払拭に働いたことが指摘されている。英国では、日本とほぼ同時期に金本位制を離脱し為替レートが減価したが、財政拡大は行われておらず、32年以降も物価はおおむね横ばいで推移している。