昭和56年
年次経済報告
日本経済の創造的活力を求めて
昭和56年8月14日
経済企画庁
本年度年次経済報告は,55年度から最近までの物価や景気動向を分析した第I部「第2次石油危機を乗り越える日本経済」と,より長期的視野から分析した第II部「日本経済の活力,その特徴と課題」,および「むすび」から成り立っている。そして各部は,分析を中心とした3つないし4つの章を中核にしつつ,はじめにそれらを総括的に取りまとめた序章,おわりに経済の現状や広い視野からみた課題に触れた終章をつけ加えて構成されている。分析に関心のある読者は,中核の各章を中心に,白書の概要を急がれる読者は,各部の序章,終章それに「むすび」を,読まれたい。