令和3年7月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査
今月の動き(7月)
7月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差0.8ポイント上昇の48.4となった。
家計動向関連DIは、住宅関連が低下したものの、小売関連等が上昇したことから上昇した。企業動向関連DIは、製造業等が低下したことから低下した。雇用関連DIについては、低下した。
7月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差4.0ポイント低下の48.4となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが低下した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差2.3ポイント上昇の47.7となり、先行き判断DIは前月差5.5ポイント低下の47.1となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、新型コロナウイルス感染症の影響による厳しさは残るものの、持ち直している。先行きについては、感染症の動向を懸念しつつも、ワクチン接種の進展等によって持ち直しが続くとみている。」とまとめられる。
全国の動向
1.景気の現状判断DI(季節調整値)
3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、48.4となった。企業動向関連、雇用関連のDIは低下したものの、家計動向関連のDIが上昇したことから、前月を0.8ポイント上回り、2か月連続の上昇となった。
図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)
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2.景気の先行き判断DI(季節調整値)
2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、48.4となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を4.0ポイント下回った。
図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)
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