付注1-1 コアコアの要因分解に関する推計

1 概要

消費者物価の基調を示す「生鮮食品及びエネルギーを除く総合」(コアコア)については、GDPギャップや予想物価上昇率、輸入物価等の要因で変動している可能性が考えられる。そこで、コアコアの前年比と諸変数を用いて分析を行った。

2 データ

内閣府「国民経済計算」、「消費動向調査」、総務省「消費者物価指数」及び日本銀行「企業物価指数」により作成。

3 推計方法

(1)推計式

被説明変数をコアコア前年比、説明変数をGDPギャップ、予想物価上昇率、輸入物価前年比、コアコア前年比(1期前)とし、推計期間を2000年第1四半期から2020年第3四半期までとして、以下の式を用いて重回帰分析を行った。

付注1-1 数式を画像化したもの

(2)変数の定義

付注1-1 表を画像化したもの

4 各変数の時差相関

付注1-1 表を画像化したもの

5 推計結果

付注1-1 表を画像化したもの