第1節 長期間にわたる景気回復と持続性(6)

(6) 内閣府経済社会総合研究所「短期日本経済マクロ計量モデル(2005年度版)」による。このモデルの乗数に関しては狭義の対称性をある程度前提としている。つまり、外生的な変化の方向(符号)が逆向きであれば、その経済効果の符号は逆となるが、その絶対値はほぼ等しくなる。詳しくは、上記モデルを参照されたい。