付注1-1 エラーコレクションモデルによる輸出関数の推計について
1. 推計期間
1990年第1四半期から2006年第4四半期
2. (1)輸出は、長期的に世界経済の規模、及び為替に依存すると仮定して、輸出の長期均衡式を推計。
(推計式)
自由度調整済決定係数: 0.937
(2)長期均衡から輸出が短期的に乖離した場合に、元の均衡にどの程度迅速に戻るかについてエラーコレクションモデルを推計して検証。
(エラーコレクションモデルの推計式)
自由度調整済決定係数: 0.340
実質輸出(日本銀行)、 G7のGDP(OECD)、 エラーコレクション項、 実質実効為替レートの逆数(日本銀行)、 ドル円中心レート(日本銀行)30日間ヒストリカルボラティリティ
は前期差、( )内はt値。
3. 参考文献
日本銀行調査月報(2002年5月)「わが国の輸出入構造の変化について」