第3節 高齢化・人口減少に対応した公的部門の構築(64)

(64) 各府省は、政策目標、評価手法、予算執行の弾力化等について、内閣府と意見交換を行い、モデル事業としてふさわしいものについて概算要求を行った(2004年度予算要求額の合計は784億円)。9つの省庁から申請された10のモデル事業は以下の通り。
(1)金融庁(有価証券報告書等に関する電子開示システムの更なる基盤整備等)、(2)総務省(総合的なワンストップサービス整備事業)、(3)外務省(在外選挙人登録の推進)、(4)財務省(国税電子申告・納税システム)、(5)文部科学省(一般・産業廃棄物・バイオマスの複合処理・再資源化実証プロジェクト)、(6)厚生労働省(感染症発生動向調査事業)、(7)農林水産省(バイオプラスチックの活用のためのモデル事業)、(8)経済産業省(電子政府関連事業、特許事務システムの整備)、(9)国土交通省(海事保安強化のための基盤システムの構築<船員手帳等の電子化>)。