第3節 高齢化・人口減少に対応した公的部門の構築(54)

(54) また、公的部門の拡大により受益と負担の直接的な関係が薄れると、国民の側でなるべく受益を得ようとするインセンティブが大きくなり(モラルハザード)、それがさらに国民負担を拡大させる要因となると考えられる。