第2節 不良債権・過剰債務は日本経済の重し(17)

注) 17. その後(90年代後半)は、これらの業種への1件当たり貸出金額は、減少傾向にある。例外的に小売業に関しては、貸出件数が最近大きく減少しているため、1件当たり貸出金額は増加している。また、本文にあるように90年代前半の1件当たり貸出金額は増加していたが、これは分母である貸出件数の減少によるみせかけの増加ではない。各業種の貸出件数は、おおむね90年代中盤までは増加を続けていた。