10 各国の輸出率の推移をみてみると、グローバル化によりいずれも60年代から2000年代にかけて次第に拡大する傾向にあり、またGDPの規模が大きくなるほど輸出率が小さくなる傾向にある。これらの影響を除去するため、各国の輸出率とGDPの規模をそれぞれ対数で比較している。両者の散布図から得られる傾向線よりも輸出率が大きい(小さい)場合は、輸出による寄与が経済規模と比較すると大きい(小さい)といえる。