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20 ブラジル     Federative Republic of Brazil

ブラジル経済のこれまで
ブラジルの主要経済指標

<2007〜2008年の経済>
 2007年前半の経済成長率は、05年9月以降の政策金利引下げの効果等によって、民間消費や設備投資の高い伸びが続いていることなどから、1〜3月期は前年同期比4.4%増、4〜6月期は同5.4%増と高い成長となった。07年後半も所得環境の改善や利下げ効果等に伴い、内需主導の堅調な成長が続くことから、07年全体の成長率は4%台後半程度と見込まれる。また、内政面では、06年10月に決選投票に持ち込まれた大統領選の結果を受けて、07年1月に第二次ルーラ政権が発足した。
 2008年の経済成長率は、レアル高の影響による輸出の伸びの鈍化や、好調な内需に伴う輸入の伸びの拡大により外需の寄与の減少が懸念されるものの、消費、設備投資等の内需が引き続き景気を牽引し、4〜5%程度の成長となることが見込まれる(政府見通し5.0%、IMF見通し4.0%、民間機関23社の平均4.4%)。


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