付録

[目次]  [戻る]  [次へ]

季節調整の方法

選定したモデルは下記の表のとおり。季節調整に使用したデータ期間は、2002年1月~2015年12月。

○季節調整のスペック概要一覧

(1)北海道

北海道

(2)東北

東北

(3)北関東

北関東

(4)南関東

南関東

(5)東海

東海

(6)北陸

北陸

(7)近畿

近畿

(8)中国

中国

(9)四国

四国

(10)九州

九州

(11)沖縄

沖縄

(注1)各種曜日調整と閏年調整の適否判定は、推定パラメタのt値等による。また、異常値検出については、X-12-ARIMAのoutlierコマンドを用いている。

(注2)ARIMAモデルの次数選定は、先決した階差にAR及びMAの次数候補(0~3)を変化させてモデルを推計し、AICを基準に選定している。ただし、それ以外の情報量基準やMAPRも参照して選定している。

(注3)X-11パートの設定項目は、総務省「季節調整法に関する各省庁からの報告取りまとめ」に準拠している。

(備考)TD1NOLPYEAR:週末日(土日)の数を基準として平日と週末日の構成割合の変化を示し、かつ、閏年による2月の日数変動を考慮しない場合の曜日効果。
LPYEAR:閏年の調整をする変数で、閏年の2月は0.75、閏年以外の年の2月は-0.25、それ以外の月には0.0の数値が与えられている回帰変数。
HOL1:すべての土曜日を休みとし、さらに月~金における祝日を加えて休日数をカウントした日本型曜日調整の変数。
HOL2:HOL1に年末年始の休み、ゴールデンウィーク、お盆休みを加えて休日数をカウントした日本型曜日調整の変数。
TC: 減衰的外れ値(temporary level change)。ある1時点のショック後、その影響が弱まっていく変化を除去するもの。
LS: 水準変化(level shift)。ある1時点においてデータの性質が変化し、データに段差が発生する場合に対処する回帰変数。
AO: 加法的外れ値(additive outlier)。ある1時点の特殊変動を除去するもの。

[目次]  [戻る]  [次へ]