政府調達に係る苦情の受付及び処理の状況

平成12年10月6日
政府調達苦情処理推進本部幹事会

平成12年7月~9月の政府調達に関する苦情の受付及び処理状況は以下の通り。

  1. 苦情番号
    検委事第2号
  2. 苦情申立日
    平成12年7月12日付け
  3. 苦情申立人
    モトローラ株式会社
  4. 苦情に係る調達機関名及び購入等件名
    東日本旅客鉄道株式会社
    鉄道出改札業務用ICカードシステム
  5. 苦情の概要
    入札公告東本国第1号(平成12年4月3日付官報号外政府調達第59号)に基づき実施された上記4の調達機関及び調達物品に係る入札手続は、以下の点において、「政府調達に関する協定」(1994年4月15日署名・1996年1月1日発効)及び「日本の公共部門における電気通信機器及びサービスの調達に関する措置」(平成6年3月28日政府決定)に違反し、その影響するところは重大である。
    (1)国際規格の不採用
    (2)国際貿易に対する不必要な障害をもたらす技術仕様
    (3)助言の不正使用
    (4)試供品の提出期限及び製品の納期の不当性
    (5)開札手続の不適正
  6. 苦情処理状況の概要
    政府調達苦情検討委員会は、「政府調達に関する苦情の処理手続」(平成7年12月14日政府調達苦情処理推進本部決定、最終改正平成11年1月11日)に基づき検討を行い、平成12年10月3日報告書(PDF形式:66KB)を作成し、苦情申立人であるモトローラ株式会社、関係調達機関である東日本旅客鉄道株式会社、参加者であるソニー株式会社に交付した。