第3節 「危機後」の日本経済を考える視点(35)

(35)OECDの調査による直接投資に関する規制指標は、[1]外国資本の株式取得の可能性、[2]外資参入の審査と承認のハードルの高さ、[3]その他の制約(経営陣の国籍に関する制約の強さなど)を考慮して作成されている。日本については、2000年時点では、[1]については各国に比べて低く、[3]が高いとされている。