第3節 高齢化・人口減少と歳入構造(49)

(49)イタリアにおいては、消費は80年代以降ほぼ一貫して伸びているが、制度面からは、72年10月26日にVATが導入され、80年代後半に一般税率が15%から19%に、90年代後半には19%から20%に引き上げられており、その影響も間接税の増加に寄与していると考えられる(データの出典:イタリア財務省ホームページ及びOECD(2007)“Revenue Statistics”より)。あわせて、90年代後半には輸入増がみられ、その影響も考えられる。