産業動向[景況表現の推移](10年1月)原稿
業種別動向の推移
参考資料
調査局
業種 |
生産を中心とする産業の動向 前々回 前回 今回 (9月)(11月)(1月) |
今回の概要 |
鉄鋼 |
□ → □ → △ |
*粗鋼生産量:足もとでは前年を下回る動き。 *普通鋼受注:前年を下回る動きが続く。 *普通鋼在庫:高い水準での推移。 *市況:条鋼類はやや弱含み、鋼板類は横ばい。 |
化学 (石油化学) |
○ → ○ → □ |
*エチレン生産:高水準の生産を継続。 *汎用樹脂出荷:国内は高水準ながらこのところ 弱い動き。輸出は東南アジア市況が低迷。 |
紙・パルプ |
○ → ○ → ○ |
*紙・板紙生産:足もとでは一部にやや弱い動き *在庫:紙・板紙ともに増加。 *市況:紙・板紙ともに、このところ横ばい傾向 |
繊維 |
△ → △ → ▲ |
*生産:弱い動き続く。在庫が増加。 *輸入:前年を下回る。 *輸出:前年並み。 *合繊:生産は前年をやや下回る。 |
一般機械 |
産機 ○ → ○ → □ 工機 ◎ → ◎ → ◎ 建機 □ → □ → △ |
*一般機械生産:やや弱い動きとなった。 *産業機械受注:10月5.8%増、11月30.0%減。 *工作機械受注:内外需とも好調。 *建設機械出荷:弱い動き。外需も11月前年割れ。 |
産業用電気機械・電子部品 |
半導体 □→ □ → □ コンピュータ ◎→ ○ → ○ 通信機器◎→ ○ → □ |
*半導体集積回路出荷額:前年上回るも、伸び率が鈍化。市況は軟化基調。 *コンピュータ関連機器生産額:9月8.6%増、10月5.5%増。 *通信機器生産額:大幅な前年割れ。 |
家庭電器 |
△ → △ → △ |
*国内出荷台数:総じて弱い荷動き。 *輸出:AV家電が米国向けを中心に堅調。 *生産額:弱い動き。 |
自動車 |
○ → ○ → □ |
*国内販売:低調な動き続く。 *輸入車販売:前年割れ続く。 *完成車輸出:堅調な動き。 *生産:9か月ぶりに前年割れ。 |
建設・住宅 |
□ → △ → △ |
*建設業大手50社受注額:11月5.2%月。 *民間建築着工:全体的にやや弱い動き。 *公共工事:4~10月減少。 *住宅着工戸数:全体的に弱い動き。 |
運輸・サービス |
国内貨物 ○→ □ → △ 旅行 ○→ ○ → ○ |
*国内貨物輸送:建設関連貨物、消費関連貨物の減少から、弱い動き。 *旅行販売:底固い推移。 |
リース |
□ → □ → □ |
*リース契約額:前年割れが続く。 |
電力 |
○ → ○ → □ |
*電力需要:景気の足踏みにより伸び率鈍化。 *用途別需要:電灯、小口は検針期間の影響によ り前年割れ。大口は景気の足踏みにより伸び率 鈍化。 |
広告 |
◎ → ○ → ○ |
*広告売上高:42か月連続の増加。 *広告量:このところ横ばい傾向。 |
(注)良い順に「◎」「○」「□」「△」「▲」5段階とした。