令和7年11月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(11月)

11月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差0.4ポイント低下の48.7となった。
家計動向関連DIは、サービス関連等が上昇したものの、飲食関連等が低下したことから低下した。企業動向関連DIは、製造業が低下したことから低下した。雇用関連DIについては、低下した。
11月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差2.8ポイント低下の50.3となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが低下した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差0.5ポイント低下の48.0となり、先行き判断DIは前月差3.3ポイント低下の48.8となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、持ち直している。先行きについては、価格上昇の影響等を懸念しつつも、持ち直しが続くとみられる。」とまとめられる。

全国の動向

1.景気の現状判断DI(季節調整値)

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、48.7となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を0.4ポイント下回り、7か月ぶりの低下となった。

図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)

景気の現状判断DI(表)

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI(季節調整値)

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、50.3となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を2.8ポイント下回った。

図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

景気の先行き判断DI(表)

景気の先行き判断DI(グラフ)